自由に座るレイアウト

完全フリーアドレス

オフィスの利用効率をアップさせる新しいワークスタイル。代表的なプランをご紹介します。

完全フリーアドレスとは

個人に特定の席を割り当てず、従業員が出社した順に、空いている席を自由に使って仕事を行うスタイルのこと。特に外出が多い営業部門などが取り入れるケースが多く、限られたオフィス面積での効率化を実現しています。

  • 外回りや出張が多い部署
  • フレックスタイム制で出勤がバラバラ
  • 在宅ワーク、派遣社員を多く採用している企業

完全フリーアドレスとは

フリーアドレス対応デスクの機能と活用法

固定席プラン

片袖デスク10台(幅 1m×5台=5m)

デスクトップパソコン使用を想定 10名利用の場合

パソコンを各席に固定し、固定席として使用する例です。パネルを使用すれば、さらに集中力を高められるスペースを確保できます。

固定席プラン

フリーアドレスプラン

大型天板デスク2台(幅 2.5m×2台=5m)

ノートパソコン使用を想定 12名利用の場合

不特定のワーカーが、各自の携帯パソコンや書類をテーブルに持ち寄り、開いているスペースをフレキシブルに使用するモバイル型の使用例です。

フリーアドレスプラン

大型デスクプラン

最も効率よくスペースを活用したい時に。
隣がいない場合は机上を広く使えます。

大型デスクプラン

コラボレーションプラン

フレキシブルなデスクの組み合わせで、プロジェクトやチームごとの業務に適合。

コラボレーションプラン

リラックスデスクプラン

個人でリラックスしてアイデアなどを考えたい時などに適合。

リラックスデスクプラン

完全フリーアドレスのメリットとは

オフォスチェアの選び方には下記のようなポイントがあります。

導入メリット

導入メリット

  • オフィススペースの利用効率が大幅アップ!
  • 組織や仕事の変更などに対しても柔軟性を増す傾向があります。
  • 個々人の書類を溜め込まず、デスク回りが整理されます。
  • 書類などは全て部署の共用キャビネットに保管できます。
  • 筆記具や個人資料などは個人用のワゴンやキャビネットに保管するため、私物が大幅に削減できます。

注意点

このようにメリットが多いのですが、逆に導入にあたって注意すべき点もあります。

(1)集中力を高く必要とするケース

デザイナーや個人で集中してする仕事、または手元で資料を多く参照するような仕事では作業効率が低下する場合があります。

集中作業コーナーなどの設置

(2)組織と自由のバランス

「組織への帰属意識が弱まる」と言う事例も少なからず報告されています。

定期的にチームやプロジェクトの
ミーティングを設ける

(3)運用への注意が必要

机が無いことで疎外感を持ったり、退社時に書類などを机の上に置き、暗示的に占有を宣言する社員なども現れるため、ルール作りや運用には注意が必要です。

導入3つのポイント

フリーアドレスには、「ツール」「システム」「ルール」が必要不可欠です!

その1 ツールの整備

ノートPC、スマートフォン、無線LAN、パーソナルロッカーなどのツールが必要です。

  • 集中コピー、FAX コーナー 集中コピー、FAX コーナー
  • モバイルモバイル
  • セキュアな無線LAN環境セキュアな無線LAN環境
  • パーソナルロッカー パーソナルロッカー
  • ゴミステーション ゴミステーション
  • メールボックス メールボックス
  • 上下昇降テーブル・デスク 上下昇降テーブル・デスク

その2 システムの整備

予定も含めて誰がどこに座っているか常に把握できる、グループウェア、クラウドシステムなどのシステム整備が必要です。

システムの整備

その3 ルールの整備

「同じ机に2日続けて座ってはいけない」などいったルールの徹底が必要です。

ルールの整備