ミーティングのときなどに使用され、オフィスに欠かせない家具として知られるホワイトボード。実は、1種類だけではないことを知っているでしょうか。今回は、オフィスに置けるホワイトボードの種類をご紹介したいと思います。

ホワイトボードの種類

ホワイトボードの種類

ホワイトボードの種類は大きくわけて3つあります。それぞれの特徴とともに見ていきましょう。

✓移動式ホワイトボード

移動式ホワイトボードは会議室などで使用される一般的なホワイトボードのことです。ホワイトボードに脚がついており、装着されているローラーによって、都合の良い場所に動かすことができます。「通常型」や「横型」と言われることもあります。

✓壁掛けホワイトボード

壁掛けホワイトボードは文字通り、壁に掛けて使用するホワイトボードのことを言います。筆記面だけを壁にかけるので、スペースを取らないというメリットがあります。ただ、移動式のように自由に動かせないという難点も。また、自律型の壁掛けホワイトボードは脚がついているため、そのぶんスペースが必要になります。

✓持ち運びホワイトボード

持ち運びホワイトボードは、移動式ホワイトボードの機能性を高めたホワイトボードです。タイプはさまざまで、「貼って剥がせるタイプ」、「スケッチブックのようなタイプ」などがあります。気軽に持ち運びができるので、たとえば、忙しいメンバーをつかまえてミーティングを行なうときに便利です。

ホワイトボードの選び方のポイント

ホワイトボードは情報を集約したり、メンバーの意見を残したりできる便利なものです。また、メンバー個々人の頭のなかにあるイメージをアウトプットし、メンバー全員の目線を合わせるうえでも効果的に働いてくれます。

しかし、選び方を間違えてしまうと扱いにくくなるため、そうした効果を得られなくなります。ここで、よりミーティングの精度を高められるホワイトボードの選び方のポイントを確認しておきましょう。

✓会議室の大きさに合わせてサイズを選ぶ

ホワイトボードは大きければ大きいほど、情報を大量に書き込んでいけます。そのため、情報を集客させるという点で、理想は大きめのホワイトボードを選んだほうが良いです。

しかし、会議室が狭いのに対してホワイトボードが大きすぎると圧迫感が生じます。そうすると、うまくホワイトボードを扱うことができませんし、ミーティングもやりにくくなってしまいます。ホワイトボードのサイズは、会議室の大きさとぴったりのものを選ぶようにしましょう。

✓なるべく両面書けるタイプを選ぶ

ホワイトボードを使っていて、「片面だけでは足りなくなってしまった…」という経験がある方は多いのではないでしょうか。もし、ミーティングのときに書ける部分がなくなると、消したくない情報まで一度、消さなければなりません。それを防ぐために、多めに情報を書き込める両面タイプのホワイトボードを選ぶと良いでしょう。

✓移動できるタイプを選ぶ

固定式のホワイトボードでは、その会議室でしか使用できません。しかし、移動式のホワイトボードならほかの会議室や、ちょっとしたスペースで使うことができます。特に最近では、会議室不足に悩まされる会社も多くなっています。そのとき、移動式のホワイトボードがあれば、会議室でなくても空いているスペースを利用して簡単なミーティングを行なうことも難しくありません。

どのホワイトボードが自社に適しているのか迷っている方は、ぜひこれらのポイントを参考にしながらホワイトボードを選んでみてください。

まとめ

ホワイトボードと聞くと、通常柄や横型のものをイメージする方は多いでしょう。しかし、今回ご紹介してきたように、ホワイトボードにもいくつか種類があります。それぞれの特徴を踏まえたうえで、より有意義なミーティングにつながるホワイトボードを選んでみてください。

また、最近ではコピーボードやインタラクティブボードといった電子ホワイトボードも増えてきているので、こちらの導入もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。