地球温暖化を意識して今や節電、省エネをするのは当たり前になってきました。
まず節電をすることを考えた時に、どこに電気を消費しているかのというエネルギー消費割合を知っていれば、効率的に節電できます。その構成は3つに分けられ、その割合は「照明40%」「コンセント32%」「空調28%」です。では、具体的にどんなオフィスでもできる7つの節約方法のポイントを紹介します。個人が節電しようという意識が、コスト削減だけでなく地球温暖化防止にも貢献します。

空調の節約

まず室内の設定温度は夏の冷房時は28℃、冬の暖房時は20℃を目安にしましょう。全体の温度を調整できるように風向きを調整するのも節電には効果的です。そして冷暖房は必要な時だけつけて、タイマーを使って必要な場所で必要な時だけ使うことを心掛け、外出する場合は直前ではなく、早めにスイッチを切りましょう。また、長時間使わない時はプラグを抜くことで節電できます。

夏はクールビズ、冬はウォームビズで快適に!

季節と温度に合わせて服装で体温調整をすると、冷暖房に温度調整を頼ることがなくなりますので節電につながります。その他ちょっとしたグッズを使って工夫をすれば温度調整ができますので、オフィスの状況に合わせて利用してみましょう。
夏であれば冷感素材の上着を着る、上着を着ないことも効果的です。「かりゆし」や「ポロシャツ」に着替える、「ビジネスサンダル」に履き替えるなど服装を工夫するのも効果的です。そして、うちわや氷のうを使って涼しさを作り出す工夫もしましょう。
冬であれば、暖かい素材の服を着ることはもちろんのこと、マフラー、手袋、レッグウォーマー等を利用して、首、手首、足首などの太い血管のある部分を重点的にあたためることでも体全体を温められます。その他、マフラーやストールを持参して、寒さを感じたと時に羽織れば手軽に体をあたためられます。その他、足元をあたためるのも効果的。湯たんぽや毛足の長いスリッパや座布団、カイロも職場環境に応じて利用することもおすすめです。

断熱性を向上

カーテンやブラインドを季節に応じて、オフィスに取りこむ光を調整するのも効果的です。夏は光を遮るために閉めて、冬は取りこむために開いておくのです。それでも室温が適度でない時だけ冷暖房を利用することで節電できます。外出時に昼間でもカーテンを閉めると、夏は日照を遮れますし、冷房の冷気が逃げるのを防げます。冬は室内の暖かい空気を閉じ込めて、外気が入るのを防げるのです。

照明で節電対策

明るさを調整できる照明器具は、必要のない場合は照度を下げましょう。照明器具の数を減らす。これも節電につながります。すでにある照明器具のランプや傘が汚れると、明るさは極端に低下します。汚れやすい場所はこまめに手入れをすることで、明るさを回復できます。そして部屋を使わない時には照明を切る、これを徹底しましょう。

就業時間の見直し

就業時間を見直すことも、節電、省エネにつながります。朝早くから働いて、なるべく夜間に働かなくていいようにする。そうすると、暗くなって働く時に利用する照明器具による消費電力を効果的に削減できます。

省エネ機器で節電!

電気の消費が少ない、日々進化する省エネ機器の電化製品、OA機器を導入することで効果的に節電できます。太陽光発電を利用できるものであれば、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換できます。

省エネ行動で節電

省エネしようと意識して行動することが節電に繋がります。エレベーターを使わずに階段を利用する、エレベーターを利用する時にはなるべく一台に乗り合わせるようにすることで電気使用を必要最小限に抑えられます。そして、パソコンやコピー機などのOA機器を使わないときは、必ず電源オフにすることで待機電力も減らし、より節電できます。

まとめ

省エネはオフィスデザインやオフィスレイアウトに関わらず実行できます。OA機器やパソコン、照明器具を省エネのものに変える、自然の光を取りこむ度合いを工夫する、身につけるもので体温調整をするなど、できることは多いはず。まずは身近にできることから始めてみましょう。ちょっと意識するだけでも、積み重なれば大きな節電効果になります。