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2018年10月17日
働きながら健康に?!オフィスで行なうワークサイズの効果とは?
健康経営が話題となっている昨今。オフィスのなかで健康を目指す取り組みを行なう会社も増えてきています。そのなかの1つがワークサイズです。今回の記事では、そんなワークサイズの効果について解説していきます。社員が健康になれる取り組みを実施したい経営者の方は、ぜひチェックしてください。
そもそもワークサイズとは?
ワークサイズは、ワーク(Work)とエクササイズ(Exercise)を組み合わせた言葉です。簡単に言うと、仕事をしながら健康活動を行なうことを指します。今では特に健康経営に力を入れている会社が積極的に導入しています。
ワークサイズの何よりの魅力は、今の働き方に少し工夫を加えるだけで仕事と健康に良い影響を与えられることです。
たとえば、以下のような工夫によって、仕事をしながら健康効果を得られるようにしています。
1.オフィスの廊下に歩行シールを貼る
オフィスではつい歩幅を狭くして歩きがちですので、ちょっとでも歩幅を広くして歩けるように、目安となる歩行シールを貼ります。そうすることで消費エネルギーが上がり、健康増進に効果的となります。また、オフィス内を移動するタイミングで行なうだけなので、気軽に取り組める点も大きな魅力です。
2.社員に天井や遠くの風景をたまに見るように促す
仕事では1日中パソコンを見ていることも少なくありません。しかし、その状態のままでいると、目の疲れや肩こりを引き起こす可能性が高まります。そんなときに、天井や遠くの風景を見るように促します。
3.トイレなどの壁にストレッチの方法を記したシールを貼る
オフィスではずっとイスに座ったままでいることが多く、腰痛などを引き起こす原因となっています。トイレなどの壁にストレッチの方法を記しておくと、用を足すついでに体をリフレッシュさせることができます。これには、執務室ではなかなかやりづらいストレッチに取り組みやすいというメリットもあります。
4.さまざまな高さのイスを用意する
同じ高さのイスに座りっぱなしというのも、体に良い影響を与えることにつながりません。仕事に合わせて座り方を変えられるように、高さが異なるイスをあえて置いておきます。たとえば、背もたれのなく座面が高いイスや座面が低くソファーのようなイスを置いておくとベストです。
以上、オフィスでできるちょっとした工夫を見てきましたが、これらの工夫を行なうことで具体的にどのような効果を得ることができるのでしょうか。次の項目で見ていきましょう。
仕事と健康に良い影響をもたらすワークサイズの素晴らしい効果
ここではワークサイズがオフィスにもたらす効果を仕事と健康の両面からお話ししていきますので、どんな効果があるのか知りたい方はぜひチェックしておきましょう。
まずは仕事面についてです。
・ワークサイズが仕事面にもたらす効果
1.集中力が上がる
ワークサイズは、消費エネルギーを上昇させたり、疲労を緩和できたり、交感神経を優位に働かせたりします。これらの効果は、体にメリハリをつけさせ、仕事への集中力を増加させるきっかけになります。また、それによって生産性を向上させることもできます。
2.コミュニケーションの活発化
ワークサイズはオフィスで楽しく活動できる取り組みです。たとえば、社員同士で一緒にストレッチをしたり、歩幅を広げて一緒に歩いてみたりすることで会話が生まれ、コミュニケーションを活発にさせることができます。
・ワークワイズが健康面にもたらす効果
続いて、健康面について見てみましょう。
1.腰痛や肩こりなどが起きるリスクを抑えられる
さきほども触れましたが、オフィスでは1日中パソコンを見たり、同じ姿勢でいたりします。そしてその影響で、腰痛や肩こりが起きたりします。ワークサイズで行なう活動は、こうした不調が起きるリスクを抑え、健康的な体づくりに貢献してくれます。
2.生活習慣病の発症リスクを抑制できる
糖尿病や肥満症、高血圧症などの生活習慣病は、日ごろの食生活はもちろん、運動習慣によっても発症するリスクが上下します。ワークサイズに取り組むと、体を動かしたときと同じような効果を得ることができますので、こうした生活習慣病の予防にも役立ちます。
まとめ
仕事面と社員の健康面に良い効果をもたらしてくれるワークサイズ。健康経営を目指すなら、ぜひ導入したい取り組みと言えます。仕事の生産性はもちろん、社員の健康も増進させていきたい経営者の方は、今回ご紹介してきたワークサイズを取り入れてみてはいかがですか?