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2022年1月4日
オフィスでできる「SDGs」の取り組み!得られる4つのメリットとは
近年、さまざまな分野で話題になっている「SDGs(エス・ディ・ジーズ)」。
日本語で「持続可能な開発目標」を意味し、オフィス空間でもSDGsへの取り組みが活性化しています。
しかし、「そもそもSDGsとは何なのか?」「オフィスではどんなSDGsの取り組みができるのか?」などの疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。
この記事では「SDGs」の定義とともに、オフィスで取り組むメリットや全般的な取り組み方をご紹介します。
目次
「SDGs(エス・ディ・ジーズ)」とは?
SDGs(エス・ディ・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。
2015年9月に開催された国連サミットで採択された、国際社会共通の「2030年までに達成すべき17の目標」です。
SDGsは17の目標と169のターゲット・232の指標で構成され、世界の国々が以下の最終的な目標達成のために行動を始めているのです。
- 貧困のない世界
- 地球保護
- 皆で平和と豊かさを享受する
日本でも、あらゆる分野で積極的なSDGsへの取り組みが進められ、企業にもSDGsの推進が強く求められています。
オフィスで「SDGs」に取り組むメリット
オフィスでSDGsに取り組むとき、時間と手間に加えて、コストが発生するデメリットがあるため、取り組みをしていない企業も一部存在しています。
しかし、オフィスでSDGsに取り組むメリットの方が大きいといえるでしょう。
SDGsで得られる4つのメリット
オフィスでSDGsを取り組むとき、以下の4つのメリットが期待できます。
- 企業イメージの向上
- 社会課題への対応(社会的信頼の獲得)
- 生存戦略になる(持続可能な経営戦略)
- 事業機会の創出(新規顧客・パートナーの獲得)
SDGsへの関心が社会全体で高まっているなか、オフィスでの取り組みは企業イメージの向上に直結します。
そして、その取り組みによってビジネスチャンスが広がるとともに、多様性のある優秀な人材の確保にもつながるのです。
オフィスでできるSDGsの取り組み
現在、多くの企業がSDGsの取り組み方を模索し、目標達成のためにさまざまな施策が取り入れられています。
SDGsはオフィス環境によって取り組み方は異なりますが、今回はどのオフィスでも取り入れられる全般的なSDGsの取り組みをご紹介します。
「環境」に対する意識向上
オフィスのSDGsで最も取り組みたいのが、「環境」に対する意識の向上です。
たとえば、リサイクル材で造られた文房具など、廃材を再利用した製品の使用。そのほか紙の削減なども、「地球保護」の観点で環境への負担が軽減できるでしょう。
紙の削減は、WEB会議やWEB決済などのクラウドサービスを利用すれば、比較的簡単に実現できます。
「働き方」の見直し
現在、新型コロナウイルス感染症の影響で「テレワーク」を取り入れる企業が増え、Afterコロナに向けて「働き方」の見直しが求められています。
そのなかで、「自宅とオフィス勤務を併用する働き方」に変革する企業が増えていますが、SDGsにも効果的です。 通勤する人が減れば、通勤ラッシュや交通渋滞が解消。さらに、働き方を見直せば、オフィスに対する価値観が高まり、優秀な人材の確保にもつながるのです。
「平等」に働ける環境整備
SDGsの17の目標のなかには、「5.ジェンダー(社会的・文化的に形成された性別)平等を実現しよう」があります。
具体的には、すべての女性が能力を最大限に発揮でき、平等にチャンスが得られる社会をつくる取り組みです。 オフィスでも「ジェンダー平等」に対する関心が高まり、とくに女性が働きやすい環境整備が求められています。
「地域」に対する貢献
SDGsへの関心が高まるなか、事業ごみの削減や地域活動への参加など、地域に配慮した取り組みによって、企業イメージの向上が期待できます。
企業として地域から信頼を得られれば、社員のやる気やモラル向上にもつながるでしょう。
まとめ
SDGsは国際社会共通の「2030年までに達成すべき17の目標」であり、日本の企業の間でもさまざまなSDGsの取り組みが取り入れられています。
現在のオフィスは「自宅とオフィス勤務を併用する働き方」が浸透しつつあり、企業にはSDGsが無理なく取り組める環境整備が強く求められているのです。
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