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2018年7月18日
オフィスリノベーションのメリットと気をつけておきたいポイント
生産性向上や働き方改革…。こうした取り組みを実現するためには、オフィスの空間を改善していくことがポイントになります。そしてオフィスの空間を改善する際にオススメなのが「リノベーション」です。今回は、そんなオフィスリノベーションのメリットと気をつけておきたいポイントをご紹介していきます。
オフィスをリノベーションすることのメリット
1.社員のモチベーションを上げられる
まず挙げられるメリットは、「社員のモチベーションを上げられること」です。リノベーションでは、今までのオフィスになかった空間、たとえばリフレッシュルームや多目的スペースなどを新たにつくることができます。こうした空間は、社内満足度が上がるきっかけになり、社員のモチベーションが向上することにつながります。
2.働き方に合った環境をつくれて業務の効率化を図れる
次に挙げられるメリットが、「働き方に合った環境をつくれて業務の効率化を図れること」です。特に執務室は社員が日常的に使用します。そこを働き方に合った空間にすることで、社員が効率的に業務をこなしていけることにつながります。
3.移転コストを抑えることができる
移転にかかるコストを抑えられるところも、オフィスリノベーションのメリットです。オフィスを移転する際には、さまざまな費用がかかります。敷金や礼金、賃貸料、仲介手数料、各種保険料、引っ越し料など、ここで挙げるだけでもこれだけあります。オフィスのリノベーションでは、こうした移転費用を一切かけずに新しいオフィスを構えることができます。
4.会社の印象を良くすることができる
オフィスを訪れた人に良い印象を与えられることも、リノベーションのメリットと言えます。リノベーションによって、おしゃれなオフィス空間になることは、そこで働く社員はもちろん、社外の人たちに「この会社の雰囲気良いな…」という印象を与えます。そして、それは結果的に会社のイメージアップにつながります。
オフィスをリノベーションする際に気をつけておきたいポイント
1.工期が長くなったり、費用が多くなったりする場合がある
オフィスのリノベーションは、工期が長くなったり、費用が多くかかったりする場合があります。これは、オフィスのリニューアルに比べて、リノベーションは工事が大規模になりやすく、こだわればこだわるほど床材や壁紙、オフィス家具の費用がかかるからです。
2.建築基準法や消防法を意識する必要がある
オフィスのレイアウトは、建築基準法や消防法などの法規制に定められた範囲内で設定します。そのため、オフィスをリノベーションする際にも、こうした法規制を意識しなければなりません。法規制の都合上、場合によっては希望のオフィスにすることができないこともあります。
3.リノベーションの範囲が決まっている
オフィスのリノベーションでは、自分好みの内装にしたり、オフィス家具を設置したりできるなど自由度が高めです。しかし、希望の場所をすべてリノベーションできるわけではありません。
特に賃貸物件の場合は、「原状回復義務」という決まりがあり、床や壁のリノベーションは退去する際に元通りに回復できる範囲内となっています。さらに大規模な工事は、物件のオーナーや管理会社からNGと言われることもあります。また、当然ですが、物件の共用部分をリノベーションすることもできません。
これらのことを踏まえた上でリノベーションを行なわないと、のちのちトラブルにつながる可能性もありますので注意しましょう。リノベーションをする際は、オーナーや管理会社とよくよく話し合っておくことが大切です。
まとめ
仕事がしやすく居心地の良いオフィスは、社員のモチベーションを向上させ、業務の生産産生や社内満足度が上がることにつながります。その点、オフィスをリノベーションすることのメリットはとても大きいと言えます。会社を成長させていきたい経営者の方は、ぜひオフィスのリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。