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2018年5月2日
経営に有利!?プライバシーマークのメリットとは?
プライバシーマークは、経営上のメリットにつながることで知られています。今回は、そんなプライバシーマークのメリットや取得するための方法についてお話ししていきますので、プライバシーマークの取得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもプライバシーマークとは?
みなさんの中には、プライバシーマークと聞いて「言葉は耳にしたことはあるけど、具体的にはよくわからない……」という方もいるでしょう。まずは、そもそもプライバシーマークがどのようなものなのかご紹介していきます。
プライバシーマークとは、個人情報を適切に取り扱ったり管理したりしている事業者が、JIPDEC(日本情報経済社会推進協会)から、それを認定されることで使用できるマークのことを指します。認定されるためには、「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム—要求事項」に基づいた基準に適合する必要があります。
最近、会社から個人情報が流出してしまう事件をよく聞きますよね。ビジネスシーンでは、社会的な信用がとても大切になるので、こうしたリスクは防いでいかなければなりません。
そこでポイントとなるのがプライバシーマークです。おおまかに言うとプライバシーマークは、取得することによって「個人情報の管理体制をしっかり整えていますよ」と、社会にアピールすることができるのです。
個人情報の保護について話題となっている昨今では、取得することの重要性は大きいと言えますね。
プライバシーマークを取得することのメリットは?
では、プライバシーマークを取得することで、具体的にどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。やはり、大きなメリットとして挙げられるのは、上述した通り「消費者や顧客に個人情報をしっかり管理しているというアピールを行なえる」ところです。
個人情報の漏洩は社会的な信用を大きく下げる出来事の1つですが、プライバシーマークには、このようなリスクがないことを社会にアピールできる効果があります。そのため、プライバシーマークを取得しておくことで、消費者や顧客からの信用を大きく上げることができます。それは、商談がうまく進むなど、結果的にビジネスシーンで有利に働くことにもつながります。
ちなみにデメリットとしては、社員教育や社内環境の整備を行なわなければならないため、取得までに時間がかかるという点や、取得や更新の時に加え、事務的なコストもかかってくるという点があります。
メリットとあわせて、デメリットの部分も覚えておくようにしましょう。
プライバシーマークを取得するための方法は?
プライバシーマークを取得するためには、社内でさまざまな準備を行なう必要があります。ここでは、一般的にどのような準備が必要なのかを簡単にまとめていきます。
1.個人情報を管理する台帳を作成する
2.リスク分析を行なう表を作成する
3.法令の洗い出しを行なう
4.委託先の特定と洗い出しを行なう
5.社員を教育する
6.内部で監査を行なう
7.代表者の見直しを行なう
簡単にまとめるだけでもこれだけありますが、プライバシーマークを取得しようと考えるなら、まず上記のポイントは頭に入れておくようにしましょう。とはいえ、この7つのポイントを社内の人たちだけで行なっていくのは大変ですよね。
そんな時にオススメなのが、プライバシーマークの取得を専任に行なっているコンサルティングをつけることです。そうすれば、上記のような煩雑な作業もサポートしてもらえますし、正確にプライバシーマークの取得に向けて動いていくことができます。
もちろん、社内の人たちだけで取得に向けて行動していくことも可能です。コンサルティングに依頼して取得するか、社内の人たちだけで取得するかは、会社の状況や予算などを考慮した上で決めるようにしましょう。
まとめ
プライバシーマークは、会社の信用を上げる要素の1つです。会社の成長のために社会的な信用を上げたい方は、ぜひプライバシーマークを取得することをオススメします。情報の管理がしっかりとした会社であることをアピールし、ビジネスシーンで有利に立っていきましょう。