会社の顔とも言われているオフィスロビーをおしゃれな空間にすることで、社内はもちろん、社外の人たちにも好印象を与えられるようになります。

一方で、これからオフィスロビーをつくっていきたいと考えている方の中には「実際にどんなオフィスロビーがあるの?」「どのようなオフィスロビーにすればいいのかわからない」といった疑問や悩みをお持ちの方もいらっしゃるはずです。

そこで今回の記事では、オフィスロビーをデザインすることのメリットや事例、さらにオフィスロビーをつくる際のポイントをまとめていきたいと思います。

オフィスロビーをデザインすることのメリットと、しないことのデメリット

最近では、会社の規模にかかわらずオフィスロビーをデザインする会社が増えてきました。中には、その会社独自の遊び心あふれる空間を演出しているところもありますよね。でも、そもそもオフィスロビーをデザインすることで何が変わるのか、ご存知の方はそれほど多くないかもしれません。そこで、ここではまずオフィスロビーをデザインすることのメリットと、デザインしないことのデメリットをご紹介したいと思います。

オフィスロビーをデザインすることのメリットとしてまず挙げられるのは、「会社のイメージアップ」です。たとえば、細かい部分にまでこだわったデザインは、社内外の人たちに気配り感を与えるといった効果を期待することができます。そうすると、「しっかりしている会社」というイメージを与えることにもつながり、信用・信頼を持たせることができます。

また、壁紙を色鮮やかにしたり、空間を上質なものにしたりすることで、会社の雰囲気を伝えられる点もオフィスロビーをデザインすることのメリットと言うことができるでしょう。

一方、オフィスロビーをデザインしないことのデメリットは「雑然とした空間になりがちである」という点です。たとえば、「白の壁紙が単純に貼り付けてあるだけ」「床にグレーのカーペットが敷いてあるだけ」といったオフィスロビーです。このような空間は、社内の人に「清潔にしよう」という気持ちを与えにくいため、荷物や書類を無造作に置いてしまう、といったケースになりがちです。

また、そういった空間は社外の人にも特別な印象を与えませんので、オフィスロビーはデザインする方がオフィスとそこで働く人にとってメリットが大きいようですね。

たとえば、どんなオフィスロビーがあるの?

オフィスロビーをデザインすることのメリットと、デザインしないことのデメリットを認識したところで、どんなデザインが施されたオフィスロビーがあるのか気になりますよね。ここで簡単にご紹介したいと思います。

たとえば、ある法律事務所のオフィスロビーは、壁紙を黒やグレーといった落ち着いた色調で統一しています。これに加え、材質を石にすることで、重厚感あふれる雰囲気も出すようにしています。また、ライトをスポットライトやシーリングライトにしたり、壁紙をレンガづくりにしたり、来客用のイスをレトロ感あるつくりのものにしたりと、会社によってさまざまなデザインがなされているオフィスロビーがあります。

オフィスロビーをつくる際のポイントって?

この記事を読んでくださっている人の中にはこれからオフィスロビーをつくっていこうと考えている方もいるのではないでしょうか。そこで、今度はオフィスロビーをつくる際のポイントをまとめたいと思います。

オフィスロビーをつくる際にまずポイントになるのは、どのようなイメージを社内外の人たちに持ってもらいたいかを考えることです。たとえば、さきほどお話しした法律事務所は、「法の専門家」というイメージを社内外の人たちに持たせたいために、オフィスロビーを重厚感ある雰囲気にしました。

もし、そこでポップな雰囲気にしていたら、「法の専門家」とは違うイメージを社内外の人たちに与えていたかもしれません。こうしたことにならないためにも、まずはどんなイメージを持たせたいかを考え、会社のカラーに合わせたつくりにすることが大切になります。

また、オフィスロビーに欠かせないのが来客者と社内をつなぐ内線用電話機です。特にスモールオフィスの場合は基本的に電話機を置くことになると思いますが、この電話機にもこだわりしましょう。こうすることで、細やかな部分まで配慮がなされているという印象を社外の人たちに与えることができますので、会社のイメージアップにつながります。

まとめ

会社の顔とも言われるオフィスロビーをおしゃれな空間にすることで、社内の方がきれいにすることを心がけたり、会社の印象を良くすることができたりするなど、さまざまなメリットにつながります。これからオフィスロビーをつくろうと考えている方は、ぜひここでご紹介したポイントを踏まえながら、おしゃれなオフィスロビーを目指してみてくださいね。