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2018年8月8日
オフィスに設置する入退室管理システムの種類はどれくらいある?
オフィスの防犯対策の1つとして注目を集めている入退室管理システム。セキュリティを強化する目的で、導入を検討している方も多いのではありませんか?そんな時に気になるのが「入退室管理システムの種類」ではないでしょうか。そこで今回の記事では、入退室管理システムにどれくらいの種類があるのかご紹介していきます。
入退室管理システムの種類は3つ
入退室管理システムは、認証機能によって不正にオフィスに入ろうとする人を防ぐシステムです。「いつ」「誰が」「どこに」入室したか、また退室したかを記録することができます。
そんな入退室管理システムの種類は3つあります。それが「ゲート式」、「認証式」、「監視式」です。
・ゲート式
認証機能と一体になったゲートによって入退室を管理するシステムで、主にビルのエントランスなどに設置されています。駅にある改札をイメージするとわかりやすいでしょう。かつては、暗証番号で認証を行なうことも多かったですが、最近ではICカードで認証を行なうのが一般的になっています。
・認証式
ドアやドアの近くに認証機能がついている入退室管理システムのことで、主にオフィスの入り口などに設置されています。認証式では、暗唱番号やICカードだけでなく、指紋や網膜、顔などの生体によって認証する方法もあります。
・監視式
監視カメラによって入退室管理を行なう方法です。マイクロホンを通じて、入退室や設備の操作を行なうこともできます。主に認証式と合わせて用いられることが多いです。
これらの入退室管理システムのうち、オフィス内のセキュリティを強化する場合は、認証式が多く用いられる傾向にあります。これは、各部屋に認証システムを容易に取りつけることができるからです。
そのため、執務室や会議室、応接室をはじめ、業種によってはサーバールームなどに入退室管理システムを導入する際は、認証式にすると良いでしょう。また、認証式と合わせて監視カメラを設置すると、よりセキュリティを強化することができます。
認証式で用いられている認証システムの特徴
・暗証番号システム
ドアや暗唱番号を打ち込めるテンキーが設置されている種類です。テンキーで暗証番号を打ち込むと入退室することができます。他のシステムに比べて、それほどコストがかからず、容易に導入できるという特徴があります。
・ICカードシステム
ドアやドアの付近に非接触型のカードリーダーを設置し、ICカードを使用して入退室管理を行なう種類です。主に社員証にICチップを埋め込み利用します。印刷機や勤怠管理と連動できるところ、社員証を持っている人しか入退室できないためセキュリティの強度が高いところに特徴があります。
・交通系ICカードシステム
社員証ではなく、交通系ICカードで入退室管理を行なう種類です。社員証を配布しないで済むため、コストを削減できるという特徴があります。
・生体認証システム
指紋や静脈(手の甲、掌、指などの血管)、網膜、顔、虹彩、掌形などの生体で認証を行なうシステムです。サーバールームなど、主に重要度の高い部屋で用いられています。
まとめ
今回は、入退室管理システムの種類についてご紹介してきました。入退室管理システムを活用することでオフィスのセキュリティは飛躍的に向上します。そのため、オフィスの防犯対策を行なう場合は、入退室管理システムを導入すべきと言っても過言ではないでしょう。
ただ、実際に導入する際には、専門の業者にコンサルティングしてもらうことをオススメします。コンサルティングをしてもらうことで、会社に合った入退室管理システムをスムーズに決められるからです。
入退室管理システムを導入したけど、うまく活用できなかった…という失敗をしないためにも、導入する際はまず業者の選定から始めるようにしましょう。