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2016年6月10日
オシャレなオフィスに欠かせない設備4選
インターネットの普及にともない、IT業界の勢いも加速。対外的なイメージを重視する企業も多くなり、年々オシャレなオフィスが増えてきています。
また、働く人にとっても一日の中で長い時間を占めるオフィスの居心地は重要で、設備の充実度は求職者が重視するポイントのひとつになっています。しかし、想像を超える設備を持つ企業も多く、上を見ればキリがないのも事実。
ここでは、「オシャレなオフィス」として認定されるために、最低限必要と思われる設備を、その機能面と併せて紹介していきましょう。
リラクゼーションスペース
まず欠かせないのがリラクゼーションスペース。広めのスペースに、大型のソファやマッサージチェアや観葉植物を置いたり、その名前のとおり社員がリラックスするための場所です。息抜きがてらにお茶を飲んだり、ランチの後に休んだり、読書をしたり、活用の仕方はさまざま。ソファや椅子と併せていくつかのテーブルを配置しておけば、ちょっとした打ち合わせやミーティングをすることも可能です。一昔前なら、「サボるための場所なんていらない!」と思われていたかもしれませんが、現在では大手企業からベンチャー企業まで多くの会社がリラクゼーションスペースを取り入れています。
リフレッシュで仕事の効率化をはかることができ、気分を入れ替えて良いアイデアが生まれるキッカケにもなります。また、社員が精神的に「自由」を感じられるため、結果としてデスクの前でパソコンとにらめっこしているより生産性が高くなるという大きな利点があるのです。
フリードリンクサーバー、カフェスペース
社員食堂に併設されている会社もあれば、上記のリラクゼーションスペースに設置されている会社も多くあるのがドリンクサーバー。しかし、「良いオフィス」という視点から見るなら、ただ自動販売機が置かれているだけでは意味がありません。ポイントは無料であること。お茶やコーヒーがタダで出てくるドリンクサーバー、もっというとジュースやエネルギー飲料までがすべて無料の自動販売機を置いてある企業もあります。最近では、カセット式のサーバーを提供するコーヒーメーカーも多く、自販機よりも安価で導入することが可能なものもあるようです。オシャレなオフィスを目指すなら、最低でもウォーターサーバーくらいは必須と言えるでしょう。
各個人ごとの広いデスクとノートパソコン
アメリカの企業、ウォルト・ディズニー・スタジオの広大なオフィスでは、ひとりひとりのクリエイターごとにディズニー社らしいデザインの小さなオフィスが与えられています。そこまでいかなくても、やはりひとりひとり充分な広さのデスクは欲しいもの。
自分のスペースを与えるということは社員の愛社精神やモチベーションを向上させるためにとても大切なことです。広めのデスクに、袖机まであれば言うことなし。さらに、打ち合わせやクライアント先での仕事が多い会社では、利便性の高いノートパソコンの支給も必須です。もちろん、社内どこでもインターネットにつながるWi-Fi環境もマストでしょう。
観葉植物
上記で挙げたことを実行するにはそれなりの費用がかかります。そこで最後はあまりお金をかけずにオフィスのオシャレ度をアップさせる方法をご紹介します。それがオフィス内に「緑を増やすこと」。観葉植物などをエントランスやオフィス内に置いて緑を増やすのです。余裕があれば、窓側のテラスなどに設置するのも良いでしょう。観葉植物には空気中の有害物質や二酸化炭素を吸収し、キレイにしてくれる効果があります。さらにマイナスイオンを発生させ、血圧を下げる効果や、リラックス効果まで認められています。
殺風景なオフィス内に緑があると見た目の癒しにもなるだけでなく、実際に大きなメリットもあるのです。
まとめ
オシャレなオフィスは自由度が高くなる分、その施設の導入や維持にはそれなりの費用と労力がかかります。総務などが管理する部分が増え、利用する全社員のモラルも問われることとなります。そのあたりのデメリットを含めても、やはりオシャレなオフィスはそれだけでモチベーションがあがるというもの。今後もこのような施設を導入する企業はどんどん増えていくでしょう。