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2016年10月13日
エコなオフィスレイアウトを実現する4つのポイント
エコを意識したオフィスデザインやオフィスレイアウトには、どのようなものがあるでしょう。オフィスで働くスタッフにとって快適に過ごすことができるオフィスレイアウトにすることはもちろんですが、その中でもエコを意識したオフィスデザインは現代では必要不可欠だと言われています。どのようなオフィスに作り上げるのかは、オフィスのスペースや働くスタッフ、どのような業務を行っているのかによっても違いがあります。働くスタッフに寄り添うエコなオフィスレイアウトを実現させるべく4つのポイントをご紹介していきます。
①省エネの徹底でエコなオフィスに
エコなオフィスの実現には、いかに消費するエネルギーを減らすかがカギとなります。そんな「省エネ」の取り組みには、大きく3種類に分けられます。まず1つめは、オフィス全体で使用する機器や設備の消費エネルギーを抑えること。2つめは、オフィスレイアウトの工夫によって、そもそも照明などの電力消費が少なく済むようにデザインすることです。3つめは、無駄なエネルギー節約するよう、オフィスで働くひとりひとりの意識を高めることです。この3つが揃うことで、「省エネ」の取り組みは大きな効果を発揮すると言えるでしょう。
②照明も省エネを意識
まずオフィスにある照明などを、エコなものへと変更することが挙げられます。
例えば、従来の蛍光灯をLED照明や高効率蛍光灯に変更するだけでも、消費電力を大幅に抑えることが可能です。また空調を効率的に行うためにオフィスレイアウトを変更し、スタッフの動線やデスクの配置を工夫する方法もあります。また、照明機器や空調装置などに自動制御装置を組み込むことで、稼働時間の短縮や、人がいないエリアの照明を抑えるなど、人の手を使わずにエコを実現することも可能です。
また、スタッフひとりひとりの省エネ意識を高めることで、無駄なエネルギーを抑えられます。浮いた電気代を、ボーナスや社内イベントの費用に充てるようにすれば、モチベーションも向上し、まさに一石二鳥です。
③働くスペースのエコ化
オフィスで毎日働くスペースを見直すことで、エコ化を実現させることができます。必要以上の紙を使わず、デジタル化を推進することや、モバイルワークを活用することで毎日の作業の効率化を図るなど、小さなことでも続けていくことで、エコの実現が可能です。また、従業員同士のコミュニケーションが取りやすいオフィスレイアウトを導入し、ストレスの少ない空間作りやそれに適した最新機器を使用することで、業務の効率化を測ることができます。働くスペースを簡素化すると、必要となるエネルギーの削減になります。そうした小さな効率化への取り組みの積み重ねが、エコ化の実現に繋がります。
④IT環境の整備でペーパーレスを実現
エコなオフィスを実現させるためには、IT環境を整えたオフィスレイアウトを考えることも大切です。現代のオフィスでは、インターネットが生命線とも言われているほど重要な部分。IT環境を整えることでオフィス内ではペーパーレスを実現できます。スタッフ同士のコミュニケーションもモバイルで繋がることができ、会議では、その場に顔を揃えなくてもウェブ会議やビデオ会議といった方法で可能なため、不必要なスペースの排除が可能となります。エコなオフィスレイアウトを実現させるためには、IT環境の整備は現代では必要不可欠なものといって間違いありません。
まとめ
エコなオフィスレイアウトを実現する4つの方法について紹介してきました。エコのために必要なオフィスレイアウトは照明機器や空調、IT環境など企業が行なうべきもの。
しかし、エコなオフィスの実現は、そこで働くひとりひとりが意識することで、さらなる効果を発揮するもの。企業側はオフィスの設備を整えるだけではなく、従業員への周知徹底やルール作りなどの取り組みも必要だと言えるでしょう。