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2019年11月13日
オフィスにバランスボールを導入!どんな効果を期待できる?
最近、オフィスにバランスボールを導入し、チェアとして活用している会社が増えてきました。かつての会社ではとても考えられないこのバランスボール型チェア。じつは会社にとっても、社員にとっても嬉しい効果をもたらしてくれると言われています。今回の記事では、バランスボールがオフィスにもたらす効果をご紹介します。
バランスボールがオフィスにもたらす効果とは
バランスボールに期待できるおもな効果は以下の4つです。
✓腰痛予防
バランスボールでうまく重心をキープするためには腹筋と背筋を使います。これらの筋肉を使うことにより、姿勢を良い状態で保つことができます。その結果、姿勢が悪いことによって起きる骨盤の歪みや筋肉の圧迫を防げるようになり、腰痛などの予防につながります。ただ、腰痛を引き起こす原因はさまざまです。バランスボールで同じ筋肉を使っていることでも腰痛になるリスクはあるので、一定の時間が経過したら姿勢を変えるなどしましょう。
✓姿勢改善
バランスボールによってキレイな姿勢をキープすれば、姿勢改善効果を得ることもできます。通常のチェアではどうしても姿勢が悪くなりがちです。それによって、骨盤が歪んだり、血行が悪くなったりします。また、猫背になってしまうこともあります。ですが、バランスボールでは通常のチェアのような悪い姿勢を取ることができません。そのような姿勢だとバランスを崩し、うまく座ることができないからです。否が応でもキレイな姿勢をキープしなければならないので、継続していれば正しい姿勢を取れるようになります。
✓集中力が上がる
不安定なバランスボールに座って仕事をおこなうことは緊張感を生み出します。その緊張感が眠気覚ましとなり、集中状態を維持できることにつながります。また、バランスボールの動きのなかには、体を伸ばしたりするのに効果的なものもあります。デスクワーカーは体を動かさずにPCと向き合う時間が多くなりますが、その姿勢をずっと維持していると筋肉が凝り固まり、集中力が途切れやすくなります。バランスボールをチェアとして活用すれば気軽にストレッチができるようになるため、集中力を妨げる要因を取り除くことができます。それが、社員の集中力を高められることにつながります。
バランスボールを導入する際の注意点
実際にバランスボールを導入するときには気をつけておきたいポイントもあります。
✓サイズ選び
オフィスにバランスボールを取り入れるときは、特にサイズ選びが重要になります。もし、サイズ選びに失敗するとデスクの高さに合わず、仕事がしにくくなったり、バランスを取りにくくなったりします。場合によっては変な動きによって体のどこかを傷める可能性もあります。
そのため、サイズ選びは慎重におこなうようにしましょう。一般的に身長が150cm~170cmの人は直径55cm、165cm~185cmの人は直径65cm、185cm以上の人は直径75cmのバランスボールがちょうどよいと言われています。
✓転がり対策
当然のことですが、バランスボールはボールなので座っている人がいなければ、どこかに転がっていってしまう可能性があります。転がったさきが誰かのところであると、仕事の邪魔になったりします。
そのため、バランスボールの転がり対策は、きちんとおこなっておくようにしましょう。転がり対策に効果的なグッズも販売されているので、バランスボールと一緒に導入することをオススメします。
✓空気入れの準備
バランスボールは空気で膨らませているものです。座り続けていると、徐々に空気が抜けていき、しぼんでいきます。そのため、バランスボール用の空気入れはオフィスに用意しておくことをオススメします。その際、社員に保管場所の共有をしておくことも忘れないようにしましょう。
まとめ
バランスボールは会社と社員に良い効果をもたらしてくれます。特に健康経営に力を入れたい会社にとっては、積極的に導入を検討していきたいものだと言えます。あなたの会社でもぜひチェアの代わりとしてバランスボールを取り入れてみてはいかがでしょうか。